MMDの始め方ガイド1~インストール編【超初心者向け】

MMDの始め方

記事を書く練習も兼ねて、まずはMMDのことを何も知らない人向けの入門記事を書いてみることにしました。

MMD動画にもいろいろありますが、この記事ではいわゆるダンス動画のことを解説しています。

実際に踊らせたりという詳しい話は次回にまわして、この記事ではソフトをダウンロードしていきます。準備の回ということです。(ここでつまづくことが結構多いのです…)

スポンサーリンク

必要なソフト

  • MikuMikuDance(通称MMD)
  • MikuMikuEffect(通称MME)
  • PMXEditor(通称PMXE)

この3つのソフトをダウンロードしていきます。すべてフリーソフトです。

MMDのダウンロード

本体です。 基本的にはこのソフトでキャラクターを動かしていきます。こちらのサイト様で配布されています。樋口優さんという方が開発されたものです。
ここで注意点があります。サイト一番上の1.1MikuMikuDanceは古いものです。
原則1.4をダウンロードして下さい。

サイトをスクロールしていくと見つかると思います。1.3と1.4の違いは32bitOS用か64bitOS用かです。原則として1.4を入れて下さい。

またMMDはWindows用ソフトであり、Windowsでしか動きません。Macで使うためにはParallelsを使うなどしてWindows仮想環境を構築する必要があります。

(2023/7/15追記)Windowsでも動かないケースが確認されており、CPUが第12世代以降のIntelの場合…つまり新しめのWindowsだと動かない可能性があることが最近分かりました。選ぶならグラボ付きか、RyzenCPUか、古いIntelの中古PCにした方がいいです。詳しくは以下の記事を見て下さい。

さて、ダウンロードしてきたら好きなところに解凍してしまいましょう。
ここで言っておくのですが、MMD関連のものを解凍するときは圧縮フォルダを右クリック→プロパティを開き、「許可する」にチェックをつけておくと良いです。これをしないとエラーが起きることもあります。ツール・ソフト・プラグイン系のものはやっておくといいです。

MMEのダウンロード

MMEは簡単に言うと画面が華やかになるもので、舞力介入Pさんという方が開発されました。
32bitのMMDを入れた方は普通の、64bitのMMDを入れた方はx64のものをリンク先からダウンロードしましょう。(大抵の人はx64だと思います)

次に、MMEの圧縮フォルダから d3d9.dll、MMEffect.dll、MMHack.dll を選択して先ほど解凍したMMDのフォルダの中に投げ入れます。

このときもMMEの圧縮フォルダのプロパティを開いて、アクセスを許可するのチェックをしておいたほうがいいと思います。

PMXEのダウンロード

PMXEについては後で詳しく解説します。MMDモデルの準備的なことに使います。
とりあえずダウンロードだけしておきましょう。
極北Pさんという方のブログにて配布されています。

プロパティから「許可する」にチェックを入れ普通に解凍すればOK…なのですが、このPMXE、うまく行かない方が多いようです。極北Pさんが「起動に失敗する理由」を書いていらっしゃるので、よく読んでみて下さい。

さて、ここまでお疲れさまでした。これで使用ソフトのダウンロードはできました。
MMDとPMXEを早速起動してみましょう。うまくいきましたか?

MikuMikuDance.exe

MikuMikuDance.exe(ミクのアイコン)をダブルクリックして上のような画面が起動したら成功です。右上にMMEffectという文字があるか必ず確認して下さい。

PMXEはPmxEditor.exeもしくはPmxEditor_x64.exeをダブルクリックして起動します。するとこんな感じに画面が2つ出てくると思います。PCによっては少し起動に時間がかかります。

PmxEditor_x64.exe

うまく行かない場合

ここでエラー文がたくさん出てきたり起動自体できなかったりした場合は、プロパティから許可するにチェックを入れてなかったりPCに必須ランタイムが入ってなかったりする可能性が高いです。
対策法は大体各ReadMeに書いてあるのですが、一応ここでも書いておきます。

MMDが起動しない

エラーが起きてうまくいかない人は先程MMDをダウンロードした樋口優さんのサイトの、1.4の下にある「※エラーが出て実行できない場合は、以下の3つのランタイムをダウンロードしインストールして下さい」の3つのランタイムをダウンロードし、インストールしましょう。

64bit版の人は(x64)、32bit版を使う人は(x86)となっている方をインストールした方がいいと思います。

(2023/7/15追記)新品のPCを購入したものの、モデルが真っ白になってしまうといった場合、MMD非対応のPCの可能性が高いです。詳しくはこちら。

PMXEが起動しない

以下のランタイムをインストールしてみましょう。

DirectXエンドユーザランタイムとMicrosoft Visual C ++ 再頒布パッケージは「MMDが起動しない」の方のものと同じです。MMDが動くならその2つのランタイムは恐らく入ってると思います。

先程も書いたとおり、PMXEに関しては極北Pさんが「起動に失敗する理由」をとても親切に書いて下さっているのでそちらを見てみて下さい。

次回

タイトルとURLをコピーしました