ray-mmdを使おうとした所、透過材質への弱さと扱うパラメータの多さに挫折しました。
この記事は他のエフェクトでああはならないのか?という発想から実験してみたものです。当方、リアル系の質感に関してはド素人です。ご注意下さい。
メイン武器
PowerShader
シェーダには角砂糖様のPowerShader3.2を使いました。見た目の割に軽いエフェクトとして有名ですね。
このシェーダ、使い方もかなり簡単なんですよね。
- シェーダ同梱のAutoLuminousPとDiffusionPを投げ入れる
- シェーダをかける
- コントローラーを入れて調整
これだけなので。
設定値
デフォルトだと逆光になりますが、今回は照明とコントローラの値を操作して順光にしました。
照明はX=+0.2、Y=-0.1、Z=+0.5です。
コントローラは、
- ライト弱く=0.57
- 影強く=0.40
- 影赤+=0.23
- フォグ赤+=0.46
- フォグでやすさ=0.4
- フォグ透明度=0.6
です。あとはみんな0です。デフォルトだと光が強すぎるので光を抑えて影を濃くしました。
また、髪の毛だけノーマルマップも当ててみました。僕は全然ですが、ノーマルマップをうまく使いこなせたらさらなる質感が得られると思います。
これだとかなり暗い感じになるので、他のエフェクトで調整しています(後述)
必須級エフェクト
PowerDoFだけでも十分綺麗ですが、品質を求めて。
- HgSAO(針金様)Si0.5で使用
- ExcellentShadow(そぼろ様)
- PowerDoF(針金様)Si0.3
- MotionBlur(そぼろ様)
色調補正他
- msUnsharp(ましまし様)Tr0.3
- msSoftFocus(ましまし様)Tr0.3
- msColorCorrection(ましまし様)
- CheapLens(そぼろ様)
- likelooksB(めめ様)
- A-Screen(tktk様)
- 空中に漂う埃(化身バレッタ様)
- ikLensGhost(ikeno様)X66 Y150 Z290 Tr0.5
msColorCorrection
最近の推しエフェクトです。高機能な色調補正エフェクトで白飛びや露光量などを調整できます。
今回はデフォルトを読み込んでから
- 露光量=0.33
- 白レベル.5=0.59
にしました。
結果は…

こんな感じになりました。rayっぽいか…と言われたらアレですが、なかなかいい感じになったのではないでしょうか。
お借りしたもの
- モデル:アリシア・ソリッド
- ステージ:高速道路ステージ/NOB様
- モーション:Lamb/yurie様
- カメラ:市様